●ハーブと漢方薬の違いは何ですか?

法的な違いは、ハーブが食品分類であるのに対して、漢方薬は医療品分類であることです。
ハーブのカテゴリーには、植物および菌類(キノコなど)が含まれますが、漢方薬は植物に加えて動物や鉱物が含まれます。ハーブは花部や葉の柔らかい部分を用いることが多く、熱湯抽出します。根部などの硬い部分を用いる漢方薬の場合は煎じる必要があります。ハーブは香り成分も大切なため、煎じるケースが少ないです。
いずれも、自然治癒力に働きかける療法と言えますが、ハーブは食品分類であるため、生活の中で楽しみながら継続して取り入れることができます。

参考資料:林真一郎著 アロマ&ハーブ療法Q&A 南山堂 2021

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